肉離れは急激なダッシュやジャンプからの着地で筋肉に過度な負荷がかかってしまったり、寒い日や普段運動をしていない方が急に負荷の大きい運動をした際におこることが多くあります。主にハムストリングス（太ももの裏の筋肉）や腓腹筋（ふくらはぎ）で多く見られ、肉離れは筋肉の損傷なので完全断裂している場合には痛みのある箇所に腫れや陥凹がある場合があります。また内出血が起こることもあり二次的に神経などを圧迫してしびれや痛みがしまったりすることもあります。そのままにしているとさらに症状が悪化してしまういコンパートメント症候群などを起こし損傷部分が壊死してしまう場合もあります。

当院での肉離れの治療はまずは痛みを出している原因の筋肉に対してハイボルトなどの電気治療を行い痛みを除去していきます。

その後は損傷部位にIMT（インナーマッスルセラピー）で刺激を入れていき血腫の除去を行ってい可動域の改善などを行っていきます。

その後は損傷部位への負荷を減らしていくために猫背や骨盤などを姿勢矯正でバランスを調節していき、インナーマッスル強化のためにEMSなどを行い良い姿勢を維持できるようにしていきます。肉離れは急激な大きい負荷がかかり起こることが多いので、日常的にできる損傷部位のトレーニングやストレッチなどのケアをしていくことで肉離れの再発防止やパフォーマンスの向上もも行っていきます。