五十肩・四十肩
- 夜間に痛みがあり、よく眠れない
- 髪を洗う動作、髪を結う動作で痛みや不便さを感じる
- 衣服の着脱で痛みや不便さを生じる
- 病院で骨や靱帯に異常はないと言われたが痛みや可動域制限がある
- 年齢が40代~60代に当てはまり肩の可動域制限がある
- 糖尿病や肺結核を患っていて肩に痛みや可動域制限がある
- 以前、肩を酷使するスポーツや仕事をしていた
- 腕を挙げると『コキコキ』と音が鳴る
- 横向きで寝ていて片側の方がいつも下になっている
なぜ五十肩・四十肩は起こるのか?|オンアンドオン整骨院グループ
一般的に「五十肩」と言われる疾患の多くは40歳以後に頻発し、加齢や過労による肩関節構成体の変性を基盤として発症すると言われています。原因がはっきりとせず、突然の痛みや可動域制限をもたらすのが特徴です。この疾患は、発症から半年、長い場合には数年かかり治癒すると言われており、おおむね以下の3期に区分されます。
①炎症期:痛みが最も強い時期。肩の前方あるいは奥の方、場合によっては腕にまで痛みを感じる場合があります。痛みは、昼夜共に存在しますが、特に夜間痛が強い時期です。
②拘縮期:日常生活であらゆる方向への運動制限が生じ、肩関節の可動域制限が生じます。炎症期に比べると痛みは軽減しますが、寝返りなどで目を覚ましてしまうこともあります。
③解氷期:次第に肩の動きが改善し夜間痛も改善していきます。
五十肩・四十肩が改善しない理由、一般的な対処法|オンアンドオン整骨院グループ
五十肩・四十肩は、加齢や過労による肩関節を構成している組織の変性により引き起こされます。
つまり、なかなか改善しない場合には、これらの組織に必要以上の負担がかかっている可能性があります。たとえば、正しい姿勢が保てていない(多くは、巻き肩・猫背)、筋力が不足してしまっている、別の場所の悪さをかばって肩に負担が蓄積してしまっている、治すのに必要な栄養やエネルギーが枯渇している等様々な原因が考えられます。このため、五十肩・四十肩の改善には、患者様一人一人の状態に合わせたケアが必要なのです。