しびれの原因は頭、脊椎、末梢神経、内科的疾患など様々です。また、障害される主な神経は大腿神経、坐骨神経、総腓骨神経が挙げられ障害される神経によってしびれが出る場所が異なります。

①椎間板ヘルニアなどにより手足に伸びている神経の根本である頸椎や腰椎が圧迫されているなどの異常がある

②足へ血液を運ぶ血管が細くなり血液の流れが悪くなってしまって十分な酸素や栄養が神経に届かなくなっている

③スポーツなどによる怪我やリウマチ、痛風などの全身性の病気により骨、関節に障害が起きている

④猫背など、背筋が曲がった不自然な姿勢が続くことで部分的に血流が滞ってしまっている

⑤糖尿病による動脈硬化やビタミンの欠乏による内科的な疾患などがあります。

足のしびれに対する当院の治療は、姿勢が原因で症状が出てしまっている場合は猫背矯正や骨盤矯正を行い姿勢の改善を図り症状をやわらげていきます。また、足のしびれには大腿神経、坐骨神経、総腓骨神経などの神経が関係しているためその神経が支配している筋肉や神経の通り道にある筋肉に対して徒手や鍼で施術を行なっていきます。

①大腿神経はももの前面の感覚や、ももの前についている大腿四頭筋を支配している神経であり、股関節で締め付けられる事があります。

②坐骨神経はももの裏のハムストリングスなどを支配する神経でお尻にある梨状筋に締め付けられる事があります。

③総腓骨神経はすねに付いていて足首を背屈するための筋肉を支配しており、膝の周囲で締め付けられる事があります。これらの筋肉や通り道を施術していきます。